トレーニングできる部屋 賃貸マンションに“体験特化型”ルーム、日鉄興和不動産が開設:アスリートライフを体験
日鉄興和不動産が、賃貸マンションの1室を「アスリートライフ」をテーマにプランニング。実際に宿泊して、室内の空間設計や設備機能などを体験できる施設としてオープンする。
日鉄興和不動産(東京都港区)が運営するリビオライフデザイン総研で活動している「+ONE LIFE LAB」(以下、ワンラボ)が、賃貸マンションの1室を「アスリートライフ」をテーマにプランニング。実際に宿泊して、室内の空間設計や設備機能などを体験できる施設「ONE LAB・CASE 南砂町」として12月18日にオープンする。
ワンラボは10月に、オンラインショールーム「ONE LAB・CASE(ワンラボ・ケース)」を開設。一方、暮らしに密接した設備機器やマンションのプランニングを実際に体験してもらい、フィードバックを得る機会が必要だと考え、体験に特化した施設の開設に至った。
同ルームは、日鉄興和不動産が展開する都心賃貸マンション「リビオメゾン南砂町」(東京都江東区)の1室を、アスリートライフをテーマにしたコンセプトルームとしてプランニング。
ストレッチや簡単な運動ができるよう、床材には耐久性や耐摩耗性に優れた「BOLON(ボロン)」を採用。また、洋室とLD(リビング・ダイニング)の床は同じ素材を使用し、扉をカーテンとすることで室内を広く使えるようにした。
室内には家具を置かず、壁面の有孔(ゆうこう)ボードを使って小物を配置することで、ストレッチなどをする空間を確保した。リビングの壁面には、筋トレのフォーム確認用としてスマートミラーを設置。スマートミラーでは、ヨガやトレーニングの指導を24時間受けられるようにした。
体験後のアンケート回答を条件に、1泊無料で宿泊可能とした。また、部屋に備え付けてあるベッドや洗濯機、トレーニンググッズも無料で利用できるようにした。
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