アパホテル、コロナ禍で閉館の西鉄イン2施設を取得 2022年3月にリニューアルオープン:東京・蒲田と名古屋・伏見
アパホテルなどを展開するアパグループは12月10日、東京都大田区の「西鉄イン蒲田」と名古屋市の「西鉄イン名古屋錦」の取得契約を締結したと発表した。
アパホテルなどを展開するアパグループは12月10日、東京都大田区の「西鉄イン蒲田」と名古屋市の「西鉄イン名古屋錦」の取得契約を締結したと発表した。両施設を運営している西鉄ホテルズ(福岡市)は、新型コロナウイルスの影響による収支悪化により、2022年1月31日のチェックアウトをもって両施設を閉館すると発表していた。
両施設は、22年3月25日に「アパホテル〈蒲田駅前〉」「アパホテル〈名古屋伏見駅北〉」としてオープンする予定で、アパホテルが運営にあたる。
オープンにあたり、全客室に50型液晶テレビ、事務所並みの明るさとなるシーリング照明を設置する他、Wi-Fiの無料接続、BBCワールドニュース無料放映、VODの無料サービス、ベッド寝具をデュベ仕様(高級羽毛布団)へ変更し、滞在中の満足度を高め顧客満足度向上につなげるとしている。
フロントには、アプリチェックイン専用機を設置する。アパ直(公式サイト、アパアプリ)にて事前にクレジットカード決済をする「アプリチェックイン」を提供することで、当日のチェックイン手続きを大幅に簡素化。グランドオープンに向け、営業をしながらホテル館内外のリニューアルを進めていく。
アパグループは、東京・蒲田エリアで「アパホテル〈蒲田駅東〉」「アパホテル〈京急蒲田駅前〉」の2ホテル・364室を、名古屋市内では「名駅」「栄」エリアを中心に、8棟・2286室をすでに運営している。ドミナント戦略のメリットを生かした相互送客により、売り上げ向上や業務効率化を図る。
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