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営業部長の“社内ダブル不倫”を、部下が密告──人事はどう対応すべき?:Q&A 弁護士に聞く、現場のギモン
営業部員から人事部に「部長が部内でダブル不倫をしている。彼らと一緒に仕事をしたくないし、相手の女性が部内で優遇されている」と相談が──人事はどう対応すべきなのか? 弁護士が解説する。
連載:Q&A 弁護士に聞く、現場のギモン
働き方に対する現場の疑問を、岸田鑑彦弁護士がQ&A形式で回答します。回答を見るには、会員登録が必要です。「ITmediaビジネスオンライン 総務・人事通信」と合わせてお読みください。
Q: 当社の社員から人事部に、「営業部長(男性)と営業事務の社員(女性)がダブル不倫をしている」との報告がありました。
「そういうことをしている人たちと一緒に仕事をしたくないし、実際にその女性のみが優遇され、部内に不公平が生まれている。何とかしてほしい」と相談されています。人事部としてこの問題にどのように関与すべきでしょうか?
A: 不倫は、業務上の問題ではなく、あくまで私生活上の問題であるため、原則的には会社が積極的に介入すべき場面ではありません。ただし……
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