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ENEOSが「モス」や「サイゼ」を自動配送 1万3000カ所の給油所活用で目指す姿とは:自動走行ロボットの輸送インフラを構築(2/4 ページ)
ENEOSホールディングス、ZMP、エニキャリは2月1日、自動宅配ロボットを活用したデリバリーの実証実験を、東京都中央区佃・月島・勝どきエリアで開始した。
利用者95%が「引き続き利用したい」と回答
すでに2月1〜3日の3日間の実証実験結果はでており、注文数は96件だった。弁当を中心とした食材・日用品の注文が多く、チェーン店ではなく地元商店の注文が半数近くにのぼった。
利用者からは「ロボットに会えた」「非接触で受け取れた」という点が評価され、ほかにも「人間による配達では配達員に当たりはずれがあるが、ロボットは品質が安定している。また、雨天時においては人間に頼むのは申し訳ないという気持ちが生じていたが、ロボットだと悪天候でも心理的に頼みやすい」という回答もあった。
また、利用者のうち95%は「引き続き利用したい」と回答。取り扱いを希望する店舗にはベーカリー、ドラッグストアなどが多く挙がった。
一方、課題としては「マンションの下まで取りに行くのが面倒だった」という意見があった。この回答を受け、エニキャリ業務推進本部の境潤也氏は「今後はエレベーター会社と連携することで、部屋の玄関先まで届けられるような対応ができるようになるとさらにスケールすると思う」と考えを示した。
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