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認知度50%から国内シェア1位へ、サブスク殺到のデロンギ・ジャパン社長の戦略家電メーカー進化論(1/8 ページ)

コーヒーメーカーやオイルヒーターなどで知られるイタリアの家電メーカー、デロンギ。認知度50%、ダウントレンドの売り上げという状況から、国内の電気ストーブやコーヒーメーカー市場で金額シェア1位となるまでの道のりを、日本法人のデロンギ・ジャパンの成長を牽引した杉本敦男社長に聞いた。

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 全自動コーヒーメーカーやエスプレッソマシン、オイルヒーターなど、数多くの製品を手掛けるイタリアの家電メーカー、デロンギ。日本法人であるデロンギ・ジャパンは1995年に誕生した。

 当初は、オイルヒーターを限られた販路に販売するビジネスが中心だったが、現在は電気ストーブやコーヒーメーカーの国内市場において金額シェアで1位を獲得するなど、高い存在感を示している。

 デロンギ・ジャパンの成長を牽引したのが2010年に代表取締役社長に就任した杉本敦男氏だ。今回は外資系家電メーカーとして、どのように日本市場上でのプレゼンスを高めていったのか、またイタリア本社との関係性について、話を聞いた。


デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長。54年、愛知県生まれ。一橋大学卒業後、シカゴ大学MBA取得。コニカミノルタ、カタリナマーケティングジャパンなどを経て、10年3月より現職。就任後、オイルヒーターの販売拡大により業績を伸ばす
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