ニュース
「皆だいたい、中央評価」のぬるま湯からの脱却、どう進める? 制度改革には大きなリスクも:Q&A 総務・人事の相談所
昇進・昇格は年功序列で、評価は社員の80%ほどが中央評価の企業。これから競争力を高めるにあたり、どのように人事制度を刷新していけばいいのか? 人事コンサルタントが解説する。
連載:Q&A 総務・人事の相談所
総務や人事の現場で起こる疑問を、Q&A形式で回答します。回答を見るには、会員登録が必要です。「ITmediaビジネスオンライン 総務・人事通信」と合わせてお読みください。
Q: 当社は年功序列の文化が残っており、評価は従業員の80%ほどが中央のB評価で、昇進・昇格もほぼ年功的に行われる人事制度です。
今後、競争力を高めるにあたりこの人事制度を刷新したいと考えております。評価に成果や能力を反映するにあたり、気を付けるべきことはありますか?
A: 「社員の評価に差をつけることの目的」を明確にした上で、社内に浸透させていく必要があります。その際には……
関連記事
- 増える“転勤拒否族”、揺れる企業のホンネ
共働き世帯が増加し、生活拠点の変更を迫られる転勤が、社員の離職につながる危険性が増している。しかし、「転勤廃止」は全ての企業に現実的な策ではない。揺れる企業のホンネと、迫る課題の解決策とは──? - 「アニメ好き」がまさかの大活躍 毎年200人超が異動・兼業する、ソニーの公募制度がすごい
ソニーの社内公募制度では、毎年およそ200〜300人が異動や兼業をしている。「自分のキャリアは自分で築く」という意識が根付いているという背景には、どんな制度があるのか。人事担当者に話を聞いた。 - 内定辞退が急増──やはり新卒採用は、対面の方がいいのでしょうか?
コロナ禍以降、新卒採用をオンラインで実施している企業。今年度は例年よりも内定辞退が多く、「対面に戻した企業の方が人気で、差が出てしまったのではないか」と悩んでいる。内定辞退を少なくとどめるにはどうするべきか? また、来年度以降の採用は対面式に戻すべきなのか? 人事コンサルタントが回答する。 - 「発令がないから、これは休職ではない」──退職ぎりぎりまで休んだ社員の主張に、どう対応すべきか?
持病で退職ぎりぎりの日数まで休んだ社員に、もうすぐ休職期間満了になる旨を通知したところ「休職を発令されていない。休職という認識がなかった」との返事がありました。どう対応すべきでしょうか? - 22年10月「パート等の社会保険加入拡大」で何が変わる? 企業が注意すべき点
2022年10月の「パートタイマー等の短時間勤務者に対する社会保険加入拡大」は、企業経営者に大きな影響を及ぼすだろう。これまで社会保険に単独で加入していなかったパートタイマー等が、法改正により強制加入対象となると、本人の保険料負担が発生し、企業側は法定福利費が増加することになる。詳細を解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.