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「日曜定休」を目指す三井不動産 本格導入を先延ばしにするワケは?:業界の常識を破る(1/5 ページ)
水曜を中心に平日休みが定着している不動産業界だが、業界大手の三井不動産では、いち早く“業界の常識”を破り「日曜定休」のトライアルを実施している。現在、本格導入には至っていないが、状況はどうなっているのか。三井不動産レジデンシャルの担当者に話を聞いた。
不動産業界の休みといえば、平日の水曜日。昔からこの慣習が定着しているが、業界大手の三井不動産では、いち早く“業界の常識”を破り、「日曜定休」のトライアルを実施している。2021年11月から推進しているダイバーシティ&インクルージョンの一貫で、多様な人材が働きやすい職場をつくることが目的だという。
21年9月から都内近郊の4つの営業所で7カ月のトライアルを実施したが、いまだ本格導入には至っていない。大手メディアが「22年度から日曜定休を本格導入」と報じたが、三井不動産いわく「一部事実と異なっており、まだトライアルを継続している状態」とのこと。
稼ぎ時の日曜を休みにするのは思い切った決断が迫られることは理解できるが、実際何が壁になっているのか――。新築住宅を手掛ける子会社、三井不動産レジデンシャルの人事部長 蛭田和行氏に聞いた。
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