新宿ミラノ座跡地に「東急歌舞伎町タワー」 2023年4月開業:高さ約225メートル(1/2 ページ)
東急と東急レクリエーションは4月26日、新宿歌舞伎町で再開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の開業が2023年4月に決定したと発表した。地上48階、地下5階、塔屋1階、高さ約225メートルの高層複合施設が誕生する。
新宿歌舞伎町で再開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の開業が、2023年4月に決定した。東急と東急レクリエーションが4月26日、施設の概要を発表した。
14年末に閉館した映画館「新宿ミラノ座」の跡地に、高さ約225メートルの高層複合施設が誕生する。地上48階、地下5階、塔屋1階に、ホテルや映画館、劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設などが入る予定。インバウンド需要も含めた新宿エリアの新たな観光拠点を目指す。
エンタメ施設とホテルが入る高層複合施設
同施設は「“好きを極める場”の創出」をコンセプトに、地下1〜4階は1500人が収容可能なライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」、1〜5階は店舗、6〜8階は約900席の劇場「THEATER MILANO-Za」、9〜10階は映画館「109シネマズプレミアム新宿」、17〜47階はホテルやレストランなどが入る。
「Zepp Shinjuku(TOKYO)」は、全国6都市8カ所に展開するZeppホールよりもコンパクトなサイズ感で、アーティストとの距離が近いのが特徴。同ホールでは初となる360度LEDビジョンを導入し、臨場感あふれる音楽体験が楽しめるようにした。
新宿ミラノ座の名前を継承する「THEATER MILANO-Za」は、約900席の空間で、演劇や音楽、映像などの多彩なエンタメコンテンツを発信する。幅広い演出に対応可能な自由度の高い舞台特殊設備や可変性に優れた客席を採用しており、アーティストと観客が互いの鼓動や息遣いを感じられる距離感となる。
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