2015年7月27日以前の記事
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ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズ低価格の秘密は?(3/3 ページ)

キャンプ用品の本格展開を開始したワークマン。その人気商品の1つが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムでSNSなどで話題に。担当者によると、アウトドアシーン以外でも活用されているという。

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キャンプ用品はWeb注文専用に

 キャンプ用品は基本的に店頭販売をせず、Web注文に特化した販売方法を採用している。Webで受注した後に本部倉庫から店舗に出荷し、お客が店頭で受け取る仕組みだ。その理由について、同社の土屋哲雄専務は2月の新製品発表会で「店舗スペースの限界」と説明していた。

 これまで販売スペースを考慮し商品の製造を抑えていたが、Web注文とすることで、店舗で在庫を確保する必要がなくなる。そのため、需要があると見込む商品を積極的に製造・開発することが可能となった。

ワークマン
2月には「CAMPMAN」と銘打って新商品発表会を開催

 キャンプ用品の主要ターゲットと位置付けるのは、同社の高機能ウェアを使用する既存のユーザーではじめてキャンプをする人。先の発表会で土屋氏は「価格帯でキャンプのハードルを下げ、ウェアで培った高機能を落とし込むことで、『機能性といえばワークマン』と第一に想起してもらうことを目指す」と意気込みを見せた。

 4月28日に東京・銀座にオープンした「#ワークマン女子 銀座イグジットメルサ店」では、キャンプ用品の陳列や販売も行う。(関連記事)銀座という同社にとって“未開の地”で、さまざまなアイテムを展示し、知名度のさらなる向上を目指す。

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