ニュース
2022年上半期のビジネス書ベストセラー 2位『ジェイソン流お金の増やし方』、1位は?:総合ランキングでも1位(1/2 ページ)
日本出版販売は、「2022年 上半期ベストセラー」ランキングを発表した。単行本ビジネス書ランキングの1位は?
書籍・雑誌の出版販売会社である日本出版販売(東京都千代田区)は、「2022年 上半期ベストセラー」ランキングを発表した。
単行本ビジネス書ランキングの1位は累計発行部数が105万部を突破した『人は話し方が9割』(永松茂久著、すばる舎)で、総合ランキングでも1位を獲得した。
著者の永松茂久氏は、他に『人は聞き方が9割』(すばる舎)も6位にランクインした。TVでの紹介やSNSでも話題になり、コロナ禍においてコミュニケーションの変化を不安視する人が多いことにも起因するようだ。
2位は『ジェイソン流お金の増やし方』(厚切りジェイソン著、ぴあ)、3位は『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長著、朝日新聞出版)、4位は『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』(加藤俊徳著、ダイヤモンド社)、5位は『1%の努力』(ひろゆき著、ダイヤモンド社)だった。
2位と3位は、物価上昇など経済への不安から資産形成・資産運用への関心が高まりが感じられる結果となった。特に『ジェイソン流お金の増やし方』は、数多くのYouTube動画やメディアに取り上げられ、発売から約半年で累計発行部数37万部を突破した。
関連記事
- 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──? - 話題の“ヤクルト1000”に長蛇の列 日本橋駅に突如出店──そのワケは?
ヤクルト1000が飛ぶ鳥を落とす勢いで売れている。そんな中、ヤクルトは東京メトロ銀座線・日本橋駅のイベントスペースに突如出店。連日購入者が列をなしている。なぜ、日本橋駅に出店をしたのか。また、ヤクルト1000の売り上げや現在の流通状況はどのようになっているのか。話を聞いた。 - 給与と労働時間、どちらを優先? 日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う
連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。しかし、日立とパナソニックの「週休3日」は全く異なるものだ。どういうことかというと……。 - 同じ部署の「働かないおじさん」と、うまく仕事を進めるには
もし自分と同じ部署に「働かないおじさん」がいる場合、どうしたらいいのだろうか? うまく仕事を進めるための秘訣を紹介する。 - オンキヨー破産の反響に“大きな誤解” オーディオは「ノスタルジックなビジネスではない」と言えるワケ
オンキヨーが、5月13日に自己破産を発表した。この件に関連して、オンキヨーをかつてのオーディオブームに乗じ、今は勢いを失った日本ブランドの代表として“ノスタルジックな論調”で語る言論が多かった。しかし、筆者はオンキヨーは「伝統的なハイエンドブランド」という立ち位置ではなく、またオーディオビジネスの本質をつかんだブランドは今も求められていると指摘する。オーディオ業界で、何が起きているのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.