ニュース
2022年上半期のビジネス書ベストセラー 2位『ジェイソン流お金の増やし方』、1位は?:総合ランキングでも1位(2/2 ページ)
日本出版販売は、「2022年 上半期ベストセラー」ランキングを発表した。単行本ビジネス書ランキングの1位は?
総合ランキングは?
総合ランキング1位は、ビジネス書ランキングと同様『人は話し方が9割』だった。同書は21年上半期ベストセラーランキングで4位、21年年間ベストセラーランキングで1位とロングセラーとなっている。
2位は著者のデビュー作ながら直木賞の候補作となった『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著、早川書房)、3位はビジネス書ランキング2位だった『ジェイソン流お金の増やし方』、4位は『WORLD SEIKYO vol.2』(聖教新聞社著、聖教新聞社)、5位は『メシアの法』(大川隆法著、幸福の科学出版)だった。
ビジネス書3位の『本当の自由を手に入れる お金の大学』も9位にランクインした。
日本出版販売は「今回ランクインしたビジネス書は、通常の購買層は男性メインである中、女性の読者をうまく取り込んでいることが売上増大に貢献している」とコメントした。
今回の調査は、約3000軒の書店のPOS販売データを基に、全国の書店での販売状況を総合的に勘案して作成した。集計期間は21年11月22日〜22年5月21日。
関連記事
- 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──? - 話題の“ヤクルト1000”に長蛇の列 日本橋駅に突如出店──そのワケは?
ヤクルト1000が飛ぶ鳥を落とす勢いで売れている。そんな中、ヤクルトは東京メトロ銀座線・日本橋駅のイベントスペースに突如出店。連日購入者が列をなしている。なぜ、日本橋駅に出店をしたのか。また、ヤクルト1000の売り上げや現在の流通状況はどのようになっているのか。話を聞いた。 - 給与と労働時間、どちらを優先? 日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う
連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。しかし、日立とパナソニックの「週休3日」は全く異なるものだ。どういうことかというと……。 - 同じ部署の「働かないおじさん」と、うまく仕事を進めるには
もし自分と同じ部署に「働かないおじさん」がいる場合、どうしたらいいのだろうか? うまく仕事を進めるための秘訣を紹介する。 - オンキヨー破産の反響に“大きな誤解” オーディオは「ノスタルジックなビジネスではない」と言えるワケ
オンキヨーが、5月13日に自己破産を発表した。この件に関連して、オンキヨーをかつてのオーディオブームに乗じ、今は勢いを失った日本ブランドの代表として“ノスタルジックな論調”で語る言論が多かった。しかし、筆者はオンキヨーは「伝統的なハイエンドブランド」という立ち位置ではなく、またオーディオビジネスの本質をつかんだブランドは今も求められていると指摘する。オーディオ業界で、何が起きているのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.