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バンダイ、ガシャポンで“紙のカプセル”を導入 可燃ごみとして廃棄可能:脱プラ
バンダイはガシャポンで"紙"のカプセルを導入する。可燃ごみとして廃棄可能で、温室効果ガスの排出量約30%削減を実現した。6月の第4週から全国のガシャポンに導入する。
バンダイは、可燃ごみとして廃棄できる紙製のカプセル「マプカプセル」を開発した。製品製造から焼却までの過程における温室効果ガスの排出量を約30%削減する。6月の第4週から順次、全国のガシャポンで導入する。
同社は年間約1億個のプラスチック製カプセルを提供しており、脱プラスチックに取り組み、環境汚染の解決を目指す。
マプカプセルは、プラスチックをエコ素材「MAPKA」(紙パウダー51%以上含有)に置き換えて開発した。MAPKAは紙をパウダー化し、紙パウダー51%、ポリプロピレン(PP)49%を混成させたバイオマス素材だ。低収縮、高剛性、耐熱性が特徴で、製品の製造工程を変更することなく石油化学原料の使用量を削減できるという。
6月に発売予定の「アイドリッシュセブンスナップショットアクリルチャーム vol.1」「STATION IDOL LATCH! アクリルネームバッジ vol.2」の2商品から本格導入し、国内生産商品での展開を拡大していく。
同社は2006年から空カプセルの回収を開始。21年からからカプセルの再生に取り組むなど、脱プラスチックへの取り組みを強化している。
【お詫びと訂正:2022年6月7日10時の初出で、「ガチャポン」と記載いたしましたが、誤りでした。正しくは「ガシャポン」となります。6月8日午後4時、該当箇所を修正いたしました。お詫びして訂正いたします。】
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