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売り上げよりも営業利益 オラクル出身の「イトーキ社長」に聞く“オフィス3.0”の意義新しいかじ取り役(6/6 ページ)

社外から初めて次期社長としてイトーキに招聘されたのが3月に社長に就任した湊宏司氏だ。湊氏はIT大手の日本オラクルで最高執行責任者(COO)を務めていた。イトーキの新しいかじ取り役に、今後の方針を聞く。

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スピード感を重視

――イトーキに来て、オラクルの時と比べて足らない点を感じたことはありますか。

 スピード感です。日本企業がそうなのかもしれませんが、アクションを起こすときに「構え」「狙え」「撃て」の、「狙え」の時間が長い。IT業界では、最新技術をキャッチアップしようとドッグイヤーで経営しているので、まずは「構え」「撃て」で、外れていたらアジャストして狙いを定めなおしてすぐにまた「撃て」、と言ってきました。

 「オフィス3.0」の世界になって、これからは早く撃つことが一番重要になるので、社員には「スピード感を持つように」と口を酸っぱくして言っています。その場合、当事者は「勇気」をもってアクションを起こすことが必要で、多少ずれていても良いから、早く撃たせるための「勇気」を社員に持たせることが必要です。

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