ニュース
オンライン商業登記支援「GVA 法人登記」、新たにDESによる出資に対応
GVA TECHは7月13日、オンライン商業登記支援サービス「GVA 法人登記」にて、新たにDES(デット・エクイティ・スワップ)による出資に対応した。
GVA TECH(東京都渋谷区)は7月13日、オンライン商業登記支援サービス「GVA 法人登記」にて、新たにDES(デット・エクイティ・スワップ)による出資に対応した。
DESは、債権を株式に転換する手続き。負債を株式に転換することで、債務超過の解消や自己資本比率の向上などの効果が得られる。同族企業やオーナー企業において、代表者や役員、親族が会社に貸し付けている債権を株式に転換するケースが多い。
手続き的には増資の一形態であり、債権を使った現物出資にあたる。2006年の新会社法施行によって手続きが容易になり、ニーズが増した。
GVA 法人登記は、今回のDESのような出資のほか、下記のような変更登記をサポートするサービス。従来、司法書士に代行を依頼するケースが多かったが、申請書類や添付書類を自動作成できるため、総務部などが自身で手続き可能になる。中小企業や大企業子会社を中心に7000社以上が利用している。
- 株式会社の本店移転
- 株式会社の役員変更
- 株式会社の募集株式発行(増資)
- 代表取締役の住所変更
- 株式会社の役員の氏名変更
- 株式会社の商号変更
- 株式会社の目的変更
- 株式会社の株式分割
- 株式会社のストックオプション発行
- 剰余金等の資本組入れ
料金は変更登記1つにつき基本1万円。ただし役員の氏名住所変更は5000円、ストックオプションは3万円となっている。
関連記事
- AIで契約書チェックを行うLegalForceが「契約ライフサイクル」全体カバーを目指すワケ
法務担当者向けに契約実務のサポート機能をSaaSとして提供するLeagalForceは、新たに案件受付の機能を、秋から有料オプション機能として提供する。同社は、案件の受け付けから審査、締結、そして契約書の管理という「契約ライフサイクル」のすべてをサポートすることを目指しており、今回その最後のピースが埋まる。 - ウクライナ侵攻の有事! できる法務は何をチェックしているのか
昨今、ロシアのウクライナ侵攻により緊迫した状況が続いている。グローバル化が進む昨今、多くの企業が無関係ではいられない。対応に追われている現場も多いだろう。では、そんな中、法務担当は何をしなければいけないのか? - 【独占取材】ソフトバンクビジョンファンドはなぜLegalForceに出資したのか
ソフトバンクビジョンファンド(SVF)2の国内4社目となる出資先は、AIを用いた契約審査サービスを提供するLegalForceだ。なぜSVF2はLegalForceに出資したのか。SVF2の国内出資を担当するSoftBank Investment Advisersマネージングパートナーの松井健太郎氏と、LegalForceの角田望社長に聞いた。 - AI契約書審査のLegalForce、ビジョンファンド、セコイアなどから137億円調達し米国展開へ
AI契約審査サービスを提供するLegalForceは6月23日、ソフトバンクビジョンファンド(SVF)2をリード投資家とし約137億円を調達したことを発表した。新たに海外事業に取り組み、まずは米国に進出する。 - 秘密保持契約をAIで即時チェック 月額980円の使い放題サービス
GVA TECHは、AI契約書チェックサービス「AI-CON」にて秘密保持契約書(NDA)のチェックを月額制で利用できるサービスを開始した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.