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「セカンド冷凍庫」爆売れ、コロナ禍と“もう1つ”の背景知らないと損?業界最前線(4/5 ページ)

いま、新しいカテゴリーとして広がりを見せている家電が「セカンド冷凍庫」。その背景には、コロナ禍による備蓄食品の増加やお取り寄せといった内食の拡大があり、2021年の家庭用冷凍食品の生産数量は、過去最大となっている。しかし「セカンド冷凍庫」の爆売れには、もう1つ重要な背景がある。

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日立はデザイン性の高い「セカンド冷蔵庫」を提案

 今年の第1四半期に、冷凍・冷蔵庫のカテゴリーで注目を集めたのが、日立の小型の冷蔵庫「Chiiil(チール)」だ。Chiiilは、一般発売の前にクラウドファンディングを実施。開始から1週間で目標額を達成し、最終的な支援総額は700%以上(728万円)にもなり、話題となった。

 Chiiilはデザイン性の高い小型冷蔵庫で、リビングや寝室などに置くことを想定。ライフスタイルストアのACTUSとコラボレーションし、全10色のカラーバリエーションを用意するなど、それまでの冷蔵庫とは一線を画した製品となっている。4月下旬より、一般発売が始まっている。


4月下旬にオンラインストアなどでの一般発売がスタートした「Chiiil」(実勢価格7万6780円・税込)

 一般発売後の売れ行きに関しては日立は、現段階ではまだ出せる情報がないとしているが、購入者からの反応はかなり良いという。

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