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上場企業の「平均年間給与」ランキング 2位は2182万7000円のキーエンス、1位は?東京商工リサーチ調べ(3/3 ページ)

多くの企業で業績回復が進んでいること、賃上げ傾向があることがわかった。

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企業別・平均年間給与

 次に企業別の平均給与を見た。1位はM&Aキャピタルパートナーズの2688万4000円という結果に。同社は8年連続でトップを維持している。平均給与も19年度の3109万3000円、17年度の2994万8000円に次いで、3番目の高水準だった。

 続く2位はキーエンスの2182万7000円、3位はヒューリックの1803万2000円、4位は地主株式会社の1694万4000円、5位は伊藤忠商事の1579万7000円と続いた。平均給与のトップ10は、総合商社が5社、不動産が2社、M&A仲介、電機機器、医薬品が各1社だった。

 平均給与額レンジは、最多が500万円以上600万円未満の984社(構成比30.6%)、600万円以上700万円未満が783社(同24.3%)で、500万円未満が742社(同23.0%)、700万円以上800万円未満が442社(同13.7%)、800万円以上900万円未満が152社(同4.7%)の順となった。なお1000万円以上は57社(同1.7%)で、前年度から8社増えていた。

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2021年度(4月期〜3月期)上場企業平均年間給与 金額別

 なお持株会社の中での平均給与トップは3位(持株会社を含むランキングにおける順位)のマクニカ・富士エレホールディングス(1873万7000円)だった。この他には6位の光通信(1682万3000円)、8位のショーボンドホールディングス(1563万1000円)がトップ10にランクインしていた。

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2021年度(4月期〜3月期)上場企業 平均年間給与ランキング

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