安倍晋三元首相追悼のクラファン、4000万円集まる 「産経新聞」主催、購入者殺到で目標額の8倍に:9月27日の国葬に合わせ
産業経済新聞社(産経新聞社)が募集していた、安倍晋三元首相を追悼するクラウドファンディングが締め切られ、最終的に4000万円が集まった。当初の目標額は500万円だったため、8倍の金額が集まったことになる。
「産経新聞」の発行元である産業経済新聞社(産経新聞社)が募集していた、安倍晋三元首相を追悼するクラウドファンディング(クラファン)が8月15日までに締め切られ、最終的に4000万円が集まった。当初の目標額は500万円だったため、8倍の金額が集まったことになる。政府は暗殺された安倍元首相の国葬を9月27日に実施する方針を示しており、同社も国葬に合わせて発行する特別紙面で弔意を示す。
同社は安倍元首相追悼のため、特別紙面の発行と、その費用をクラウドファンディングで募集していた。1口5000円で、購入者の氏名を紙面に掲載するというリターンだった。当初は1000人の募集枠だったが、Twitterなどで話題となり、すぐに目標額に到達。その後も募集を続けた結果、6000人が購入した。反響が大きく、購入枠の拡充を決め、最終的に8000人が購入した。購入者の氏名を掲載した特別紙面は、9月27日に発行する予定。
安倍元首相は7月8日、奈良県内で参院選の応援演説中に、山上徹也容疑者(41)に銃撃され、死亡した。山上容疑者は暗殺要因に、宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と安倍元首相の関係性を指摘したことから、国会議員と同団体の関係性が問題になった。元信者や有識者の指摘で「霊感商法」とされる手法を用いた集金方法も問題となり、消費者担当の大臣も兼務する、河野太郎デジタル相は消費者庁に、霊感商法に関する検討会を設置する方針を示している。
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