約7割が“ずる休み”肯定 なぜ？：20〜50代の社会人500人に聞いた（2/2 ページ）

ライボは、20〜50代の社会人を対象に「2022年 仕事の意識度調査」を実施した。仕事をしたくない、行きたくないと感じた経験について、77.0％が「ある」と回答した。

[コネムラメグミ，ITmedia]

ズル休みをしても良いと思う？

　ズル休みをしても良いと思うかの問いに、「良いと思う」と答えた割合は38.0％、「どちらかといえばしても良いと思う」は29.0％と、合わせて67.0％が「しても良い派」で、「してはいけない派」は33.0％だった。

ズル休みをしても良いと思いますか？

　役職階級別では、「ズル休みしてもいい派」が最も多かったのは「課長レベル」で82.0％、次いで「主任レベル」が70.8％、「部長レベル」「役員レベル」が同じで66.7％となった。最も低かったのは「係長レベル」で58.7％という結果になった。

嘘をついてズル休みをした経験の有無

　嘘をついてズル休みをした経験の有無については、全体の37.8％が「ある」と回答。経験があると回答した人に年間のズル休み日数を尋ねたところ、最も多かったのは「1日」で45.5％、次いで「2日」が23.3％、「3日」が13.8％、また9.0％が「10日以上」と回答した。

嘘をついてズル休みをした経験はありますか、年間に何日ズル休みをしますか

　回答者からは「健康が1番なので心身共に限界が近かったらズル休みでも休んだほうが良い」「自分の仕事をコントロールできる範囲、迷惑をかけない範囲で息を抜くのは大事だと思う」「ズル休みは聞こえが悪いかもしれないけど、遠慮せず休みをとって良いと思う」という声が多かった。

　今回の調査は、 20〜1000人以上規模の会社で1年以内〜10年以上勤務している全国の20〜50代社会人男女を対象に、インターネットで行った。期間は22年8月3〜9日、有効回答数は500人。