調査リポート
社会人1年目が職場で抱く“ギャップ” 上司との会話は「想定より話しやすい」の声も:ラーニングエージェンシー調べ(2/2 ページ)
ラーニングエージェンシーの研究機関であるラーニングイノベーション総合研究所が、社会人1年目に対し入社前後のギャップに関する意識調査を行った。
上司とのコミュニケーションは「想定より話しやすい」
「上司とのコミュニケーション」は、「想定より話しやすい」といったギャップが多く、「安心した」(24.3%)と捉える割合が高い結果に。一方で「会社を辞めたくなった」との回答も20.8%あった。
「上司からの仕事のアドバイス」に関するギャップでは、「会社を辞めたくなった」(22.3%)と捉える割合が最も高くなった。「上司への悩みなどの相談」は「安心した」(20.9%)、「会社を辞めたくなった」(20.9%)と捉えた割合はそれぞれ同等となった。
上司への悩み相談ができていると安心につながり、相談できない場合は離職を考える、という両極端な結果が見られた。
職場の雰囲気や文化のギャップについて質問をしたところ、「配属先」に関してギャップを感じている人のうち、21.1%が「会社を辞めたくなった」と回答。
「職場の雰囲気・文化」に関するギャップは「安心した」が21.0%と突出する結果に。一方「会社を辞めたくなった」は9.6%と、全項目の中において最も低く、職場のギャップはポジティブなギャップが多いと分かる結果になった。
調査は7月22〜25日に、22〜34歳の社会人1年目である就労者300人(男性:188人、女性:112人)を対象にインターネットで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
常温で100日保存できる“おにぎり”誕生 どうやって開発したの? 担当者に聞いてみた
石井食品と、京都市で“1日100食限定”のステーキ丼専門店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を運営するminittsが、常温で100日保存ができる「イシイの佰にぎり」を発売した。その開発秘話とは?
ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。
タピオカブーム終了は“好都合”? ゴンチャに今も行列ができるワケ
2018〜19年に一大ブームとなったタピオカ。その後一段落したように思えるが、当時ブームをけん引していたゴンチャには今も列が出来ている……。その理由とは? 担当者を直撃した。
ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズ
キャンプ用品の本格展開を開始したワークマン。その人気商品の1つが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムでSNSなどで話題に。担当者によると、アウトドアシーン以外でも活用されているという。
スーツにリュックはもはや定番? エースの”薄いビジネスリュック”が好調な理由
かばん製造販売大手のエース(東京都渋谷区)が展開する「ガジェタブル」が好調だ2018年の発売から累計で24万個が売れたという。このほど、新たに「ガジェタブルEF」を発売。これまでの製品とは何が違うのか。担当者に聞いてみた。

