調査リポート
中学生の1日の家庭学習時間、全学年の平均は「100分」 学年別では?:おうち教材の森調べ(2/2 ページ)
教育メディア「おうち教材の森」を運営するARINA(仙台市)が、中学生の子を持つ親200人を対象に、中学生の1日の家庭学習時間に関する調査を実施した。
具体的な進路が見えてくるせいか学習時間も急増
他の学年に比べて平均時間が長かった3年生は、「2〜3時間」(24.6%)が最多だった。以降は「1〜2時間」(17.5%)、「3〜4時間」(15.8%)だった。
3年生の親からは、「吹奏楽部に入っているので、10月の文化祭までは部活がある。塾には行っていない。成績は良くないので、勉強時間は足りていないと思う」(30分〜1時間)、「塾が2時間40分、帰宅後に1時間半、合計4時間10分は最低限勉強しているため」(4〜5時間)とのコメントがあった。
結果を踏まえ、同社は「中学3年生になると、具体的な進路が見えてくるせいか学習時間も急激にのびている。中学2年生と比べると、自宅学習は苦手でも、塾には通っている子どもが多く、学習時間も伸びたと考えられる」と指摘する。
調査は8月5日にインターネット上で実施した。
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