北海道・十勝エリアに“極寒冷地仕様テント”を導入したグランピング施設
リゾートグランピングドットコムは、北海道清水町にオープンしたグランピング施設「〜相澤ワイナリープロデュース〜 グランピング&キャンプフィールド/十勝ワッカの森キャンプ場」の予約受付を開始した。
ブッキングリゾートが運営する「リゾートグランピングドットコム」は、北海道清水町にオープンしたグランピング施設「〜相澤ワイナリープロデュース〜 グランピング&キャンプフィールド/十勝ワッカの森キャンプ場」の予約受付を開始した。料金は4人1室で、1人9000円から。十勝エリア初となるドームテントで過ごせるグランピング施設で、非日常のグランピングステイが楽しめる施設として訴求する。
同キャンプ場は、札幌から車で約2時間、とかち帯広空港から約50分の場所に位置。「ワッカ」はアイヌ語で「きれいな水」という意味を持ち、日高山脈から流れ出る水が育んだ、ありのままの自然が残る広大な「ワッカの森」に、ドームテント3棟とオートキャンプ場を併設した。
ドームテント(定員2〜5人)は直径7メートルで、ポーランドより輸入した極寒冷地仕様のテントを導入した。従来のドームテントフレームよりもしっかりとした太いフレームに、多層構造の断熱材を使用し、北海道ならではの冬のグランピングも楽しめるようにした。
バーベキューには、自然豊かな十勝エリアの食材にこだわった特別なメニューを用意した。朝食はアウトドアの定番であるホットサンドを提供する。食事はドームテントの隣に併設したスクリーンハウスで、天候に左右されず楽しめるようにした。また、食材持ち込みでオリジナルのバーベキューができる「素泊まりプラン」も用意している。
さらに、敷地内の日高山脈から流れ出る川のそばには有料の「テントサウナ」を設置予定で、川のせせらぎの音を聞きながらアウトドアサウナを堪能できるようにした。サウナで汗を流した後は、川に飛び込んでのクールダウンも可能とし、外気浴でととのう体験を楽しめるという。
そのほか、アウトドアが初めての人でも気軽に楽しめるよう設備やアメニティを充実させた。またチェックインからアウトまで他の利用者と接触する機会をなくし、感染症対策の面でも気兼ねなく過ごせるようにした。
関連記事
- スーパーで500ミリのコカ・コーラを見なくなった“なるほど”な理由
再値上げ、再々値上げが続く中、工夫をこらして単価を上げている企業も存在します。その一例が、日本コカ・コーラです。 - 常温で100日保存できる“おにぎり”誕生 どうやって開発したの? 担当者に聞いてみた
石井食品と、京都市で“1日100食限定”のステーキ丼専門店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を運営するminittsが、常温で100日保存ができる「イシイの佰にぎり」を発売した。その開発秘話とは? - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - タピオカブーム終了は“好都合”? ゴンチャに今も行列ができるワケ
2018〜19年に一大ブームとなったタピオカ。その後一段落したように思えるが、当時ブームをけん引していたゴンチャには今も列が出来ている……。その理由とは? 担当者を直撃した。 - ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズ
キャンプ用品の本格展開を開始したワークマン。その人気商品の1つが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムでSNSなどで話題に。担当者によると、アウトドアシーン以外でも活用されているという。 - スーツにリュックはもはや定番? エースの”薄いビジネスリュック”が好調な理由
かばん製造販売大手のエース(東京都渋谷区)が展開する「ガジェタブル」が好調だ2018年の発売から累計で24万個が売れたという。このほど、新たに「ガジェタブルEF」を発売。これまでの製品とは何が違うのか。担当者に聞いてみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.