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ドンキ「NHK受信料不要のテレビ」、なぜ中年に人気? 最新の売れ行きを開発者が分析:累計販売数1万5000台(2/2 ページ)
ドンキの「チューナーレス スマートテレビ」が好調だ。同社に売れ行きについて話を聞くと、担当者も驚いたと話す“意外な購買層”が分かった。誰が、どんな目的で買うのか。
購買層は40代が最多
筆者は、チューナーレステレビは「テレビ離れ」が叫ばれる若者の購入や、寝室や個室などで、サブのテレビとしての利用が多いと考えていた。しかし、担当者は「購買層は若者がメイン、というわけでもない」と話す。
チューナーレステレビの購買層で最も多いのは「40代」だそうだ。また、1番大きい50型が人気で、購入した人の多くはリビングでメインのテレビとして活用しているという。
担当者は「40代を中心とした働き盛りの世代はゴールデンタイムに家にいないため、リアルタイムでテレビ番組をみる機会が減っています。さらに、TVer(ティーバー)などの見逃し番組配信サービスの普及も相まって、テレビ放送を見る機会が減っているようです」と分析した。
サイズ展開を増やし、品ぞろえを強化
同社が21年12月に発売した「AndroidTV 機能搭載チューナーレス スマートTV」の販売台数は、累計で1万5000台以上を記録している。22年8月には、より高画質な4Kモデルの43v型と50v型、サイズ展開の幅を広げるフルハイビジョンモデルの24v型と32v型を新たに発売。前モデルに集まった「サイズ展開を幅広く」「もっと高画質のモデルを発売してほしい」というお客からの要望に応え、品ぞろえを強化している。
意外なことに中年に支持されているチューナーレステレビ。今後の販売動向も注視したい。
2022年10月5日午後1時55分、誤字があったため修正いたしました
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