調査リポート
転職について、誰に相談した? 3位は「友人」、2位は「誰にも相談していない」、1位は?:誰にも相談しない人も(2/2 ページ)
仕事・転職・求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、転職を考えたことがある500人を対象に「転職の相談相手に関する意識調査」を実施した。その結果、転職について相談した相手の1位は「家族」(172人)だった。
9割超が「相談して良かった」
転職について相談して良かったかを尋ねた。「良かった」「まあ良かった」と回答した人は合わせると94.6%にのぼり、ほとんどの人が「相談して良かった」と思っていること分かった。
良かったと回答した人からは、「相談することで「そういう考え方もあるんだな」と参考になることが多かった」(25歳女性)、「転職活動の効果的な方法だけでなく、メンタル面でポジティブ思考の保ち方を教えてもらえたので良かった」(29歳男性)などの理由が聞かれた。
一方、「相談しなければよかった」と思う人の理由には、「立場や雇用形態が違うのでアドバイスにならなかった」(28歳女性)、「同僚に話した内容が会社に広まった。また妻に話したら『収入が減るのでは』など、金銭面の心配しかされなかった」(35歳男性)などの声があった。
調査は、転職を考えたことがある人を対象にインターネットで行った。期間は8月28〜30日、有効回答数は500人(女性315人、男性185人)。
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