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北九州市に日本最大級のイノベーションセンター、23年に開業方針 「日本一起業しやすい街」になるか:「グランモール」内に(2/2 ページ)
GZキャピタル(東京都千代田区)は、福岡県北九州市に日本最大級のイノベーションセンター「GRANDMALL Kitakyushu Innovation Hub.」を開業すべく、第一期マスタープランの策定を開始した。第一期ではショッピングモール「グランモール」内の元ホームセンター跡地で日本最大級となる6000平米超のイノベーションセンターを計画、2023年の開業を目指す。
今後の計画
GRANDMALL IHは、第一期計画では「先端技術の発掘・育成」、「日本文化の価値向上」、「外需獲得の発信拠点」をテーマに展開を予定しており、施設概要やスケジュールについては年内発表する方針だ。その他、未来のイノベーター人材を育成するデジタル教育イベントなど、開業までの期間でさまざまな事前プロジェクトを開始する。
「先端技術の発掘・育成」ではイノベーションセンターとして、医療・健康、エネルギー、第一次産業などの日本の先端技術に積極的な投資を行う。また、これらの先端技術を国外市場にも展開するためのサポート体制を構築する。
「日本文化の価値向上」では日本酒を皮切りに、日本の名産品・特産品の価値向上を目指す。越境EC・ライブコマースの有効活用、メタバースによる国境を越えた国外とのつながりによって貿易の活発化を目指すほか、自社ブランドの開発に注力し、マーケティング戦略に伴う新たな価格帯やラインアップを実現する。
「外需獲得の発信拠点」では自社メディアの開発はもちろん、既存のSNSプラットフォームを活用した積極的な情報発信を行う。各国のインフルエンサー・KOLとの連携により、GRANDMALL IHの存在を世界的に周知する。
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