中小・零細企業のボーナス、過半数が「去年より増えた」、支給金額のボリュームゾーンは?:使い道は「貯蓄」が最多(1/2 ページ)
フリーウェイジャパンが、中小・零細企業を対象にした冬ボーナスの調査結果を発表した。その結果、使い道としては「貯蓄」という回答が最多に。支給金額のボリュームゾーンは、何円だったのか?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
【訂正:11月4日 17:20 タイトルに誤りがありましたので、訂正いたしました。お詫び申し上げます。】
フリーウェイジャパン(東京都中央区)は、2022年の冬ボーナスに関する調査を実施した。その結果、21年の冬ボーナスより「全体的に増加した・増加する」(55.0%)が過半数となり、その理由として「会社の業績が上がったから」(86.4%)が最多だった。
22年度の冬のボーナス支給について聞いたところ、「支給された」が3.5%、「まだ支給されていないが、支給される予定で支給額も把握している」が20.7%、「支給される予定だが、支給される金額は分からない」が28.8%となり、支給予定者は全体の53.0%となった。
また「支給されなかった/支給される予定はない」は39.9%、「未定」が7.1%という結果に。
ボーナスが支給される予定の人に支給額を尋ねると、「20万〜30万円未満」と「40万〜50万円未満」がいずれも20.8%で最多となった。以降は「10万〜20万円未満」(16.7%)、「50万〜60万円未満」(14.6%)と続いた。21年の冬ボーナスのボリュームゾーンが「10万〜20万円未満」であったのに対して、全体として金額は増加傾向にあることが分かった。
支給額に対する評価を聞いた。その結果、「納得している」(35.4%)と「やや納得している」(27.1%)を合わせると、過半数が22年の支給額に納得していることが見てとれる。
その他「どちらともいえない」(16.6%)、「あまり納得していない」(14.6%)、「納得していない」(6.3%)と続いた。
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