調査リポート
情シス苦労川柳、金賞は「先任の 引き継ぎもなく もう専任」:さまざまな苦労が見える
ソフトクリエイトの運営するメディアサイト「情シスレスキュー隊」が「情シス苦労川柳」を募集し、応募総数1900本の中から金賞・銀賞・銅賞の受賞作を発表した。
ソフトクリエイトの運営するメディアサイト「情シスレスキュー隊」が「情シス苦労川柳」を募集し、1900件の応募の中から金賞・銀賞・銅賞の受賞作を発表した。その結果、金賞は「先任の 引き継ぎもなく もう専任」となった。
情シスは経験がなくても丸投げされることが多い職種。異動後いきなり専任になることもやむを得ないと嘆く一句が金賞となった。
銀賞は「力作の マニュアル放置で 電話鳴り」、続いて銅賞は「ネットワーク 構築苦労も 見える化したい」だった。
銀賞は、せっかく作ったマニュアルが活用されず、「そこに書いてある」と言いたくなる状況が目に浮かぶ。また、銅賞の「ネットワーク 構築苦労も 見える化したい」は、ネットワーク構築の大変さがなかなか伝わらない苦労がうかがえる一句となっている。
その他、「情シスあるある」の苦労がにじみ出ている作品が多数集まった。「密になる 心配いらぬ 俺一人」は、ワンオペ情シス、兼任情シスの実態を表現した一句だ。また、コロナ禍のウイルス対策とサイバーセキュリティをかけた「手洗いと マスクでウイルス 防げたら」や、苦労して構築したテレワーク環境が使われなくなったことを嘆く「テレワーク 廃止で苦労 水の泡」など、時流を捉えた作品も目立った。
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