自由に使えるお金の使い道 3位「日用品」、2位「衣類・アクセサリー」、1位は?:理想は「旅行・レジャー」
マイボイスコム(東京都千代区)は、「お金の使い道」に関する調査を実施した。自由に使えるお金の使用用途の1位は「外食」だった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マイボイスコム(東京都千代区)は、「お金の使い道」に関する調査を実施した。自由に使えるお金の使用用途の1位は「外食」だった。
1カ月あたり自由に使える金額では、「1万〜2万円未満」(16.1%)や「2万〜3万円未満」(18.4%)と回答した人が多くなった。自由に使える金額に満足しているかを聞いてみると、「満足」「やや満足」を合わせると4割弱となった。女性や高年代層で高く、男性30〜40代で低い傾向が見られた。
また、自由に使えるお金の使い道について尋ねると、「外食」が最も多く41.7%、次いで「衣類・衣類小物、アクセサリー」(34.7%)、「日用品」(32.6%)となった。
男性の上位3位は、「外食」「外食以外の飲食費」「日用品」となっており、女性では「美容、化粧品」「衣類・衣類小物、アクセサリー」「外食」となった。
1年前と比べ、自由に使えるお金に変化があったかを聞いてみると、「余裕ができた」「やや余裕ができた」を合わせ、6.9%が余裕ができたと回答した。10〜30代では1〜2割となっており、他の層より高い傾向が見られた。また、余裕がなくなった人は25%だった。
自由に使えるお金の理想金額は、1カ月あたり「4万〜5万円未満」と回答した人が多く見られ、男性の方が金額が高い傾向となった。
また、理想のお金の使い道では、自由に使えるお金がある人の38.0%が「旅行、レジャー」を選んだ。「外食」は21.0%、「映画、音楽、コンサート、舞台などエンターテイメント」は15.6%、「衣類・衣類小物、アクセサリー」「健康、スポーツ、リラクゼーション」は各1割強となった。2019年の同調査と比較し、「外食」に増加がみられた。
自由に使えるお金を増やすためにしていることを聞いてみると、「通信費を抑えるために楽天モバイルを使用している」(男性24歳)、「手もと現金の利用可能額を設定する。少ない額でも貯金をする」(男性42歳)などの声が聞かれた。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は10月1〜5日、有効回答数は6648人。同調査は今回で6回目。
関連記事
- 女性に人気のハイブランド財布 3位は「GUCCI」、2位は「COACH」、1位は?
secret placeは、20代以上の女性に「女性に人気のハイブランドの財布」について調査を実施した。今自身が使っている財布のブランド1位は「Louis Vuitton」だった。 - 値上げで困るものランキング 2位は「食パン・菓子パン」、1位は? 10月の値上げリストも確認
ヒューネル(東京都文京区)は、男女500人を対象に、値上げについてのアンケート調査を実施した。その結果、92%の人が値上げに不安を感じていることが分かった。 - スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。 - 社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。 - ファミマに吸収合併されたコンビニはどれ? 「ポプラ」「スリーエフ」「am/pm」
ファミリーマートの店舗を目にしたとき、「そういえば、ここは数年前まで別のコンビニじゃなかったっけ?」と記憶をたどったことはないだろうか。同社はこれまで、複数の企業を吸収合併してきた歴史を持つ。 - 「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
日本企業はなぜ、「部下を育てられない管理職」を生み出してしまうのか。「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」を分ける“4つのスキル”とは? 転職市場で求められる優秀な管理職の特徴について解説する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.