W杯グループステージ最終戦直前 優勝国予想と日本のベスト16進出確率は?:グレースノートの調査(2/2 ページ)
サッカーW杯で決勝トーナメント進出をかけた争いが大詰めを迎えている。開幕前の予想通りに勝ち進む国がある一方で、日本を含め最終戦まで突破国が決まらない混戦のグループもある。米ニールセン傘下のグレースノートのデータを使い、最終戦前の予想結果をまとめた。
コスタリカに敗戦の日本 突破確率75%→31%に
W杯は出場32カ国を各グループ4チームに分け、総当たりで対戦。成績上位2位までの計16カ国が決勝トーナメントに進出するという方式を採用している。
グループステージ最終戦前のベスト16進出予想は、突破確定のフランス、ブラジル、ポルトガルに加え、イングランド(突破確率99%)、オランダ(同97%)、スペイン(同95%)、モロッコ(同89%)、アルゼンチン、エクアドル(ともに同78%)、ポーランド(同77%)、クロアチア(同72%)、スイス(同64%)、イラン(同58%)、オーストラリア(同48%)、ウルグアイ(同47%)、デンマーク(同45%)とする結果を示した。
前回調査で突破確率75%とされていた日本は、コスタリカに敗れたことで31%に下落。同様に、初戦で優勝候補アルゼンチンに歴史的勝利を挙げるも、次戦でポーランドに敗れたサウジアラビアも同72%から同33%になった。ともに、決勝トーナメント進出16カ国予想の圏外になっている。
初戦で日本に敗北したドイツは、強豪スペインと引き分け、最終戦に突破の可能性を残したことで、確率が22%から33%に変化している。
グループステージ最終戦は、11月29日から12月2日(ともに現地時間)まで行われ、各グループが同時刻にキックオフする。突破を決めた16カ国が12月3日以降のラウンドに進む。
データ分析を手掛ける同社は、100万回に及ぶシミュレーションを基に予想結果を算出しているが、今後も結果次第で変化が生じる可能性がある。予想は同社のW杯特設サイトで公開している。
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