日本マクドナルド公式Twitter、福袋コラボキャラを「ペンギン」と紹介 CHUMS「ペンギンじゃない」と訂正：わざと？（2/2 ページ）

日本マクドナルドが米国発祥ブランド「CHUMS」と初コラボした福袋を発表■したが、同社の公式Twitterアカウント（@McDonaldsJapan）がチャムスの公式マスコットキャラクターを「ペンギン」と説明。チャムス公式Twitterアカウント（@chumsjapan）が正体を「カツオドリです」と“訂正ツイート”し、両社間のやり取りが注目を集めている。

[ITmedia]

日本では小笠原などに生息するカツオドリ

　チャムスのマスコットキャラクター「ブービーバード」は、カツオドリをモデルにしているという。公式Webサイトでは詳細な説明を掲載している。公式Webサイトによると、カツオドリはエクアドルから南メキシコの海岸線、ガラパゴス諸島に、日本では小笠原諸島などに生息しており、いつも20羽以上の仲間と群れを形成。他の鳥類同様に空を飛ぶこともできるが、水面に潜り、トビウオやイカなどを捕食することもできるという。

小笠原諸島などに生息するカツオドリ（出典：サントリー「日本の鳥百科」）

　公式Webサイトはまた、人間に対する警戒心が薄く、17世紀のスペインの船乗りたちに多く捕まったことから、主要な生息地の南米の漁師は「間抜けでかわいい」という意味で「bobo」（ボーボー鳥）と呼んだとも説明。マスコットキャラクターの巨大ぬいぐるみは世界に3体にしかなく、うち1体が表参道店に置かれているという。

ブービーバードの正体

　チャムス側の訂正ツイートは記事執筆時点（12月12日午後8時10分）で約5200リツイート、約7500のいいねを記録。ユーザーからは「知らない人のために公式が一芝居したのではないか」との意見が出ている。

チャムスのリプライ

マクドナルドの店舗（提供：ゲッティイメージズ）