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すかいらーくが新業態で「そば屋」を始める狙いとは 埼玉に1号店オープン(2/2 ページ)

すかいらーくホールディングスのそばチェーン「八郎そば」の1号店がオープンする。同社にとって、新業態参入は6年ぶり。このタイミングでなぜ、そばチェーンを始めるのか。狙いを担当者に聞いた。

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背景に大人数の食事機会減 そば人気も要因に

 すかいらーくがそばチェーンに参入した背景には、コロナ禍での大人数の食事機会減少がある。同社がメインで展開していたファミリーレストランは、家族での利用が多かったことから、コロナ禍で来店者が減少した。

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家族での来店者が多かったガスト(提供:ゲッティイメージズ)

 そこで、同社は少人数での利用に狙いをシフト。近年の人気の高さを背景に、商材をそばとし、1人当たりの満足度を高めることとした。

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近年、そばが人気となっている(提供:ゲッティイメージズ)

 埼玉県白岡市は、自家用車での通勤者が多いことから、1号店は交通量が多い道路に面したロードサイドに出店した。今後はロードサイドだけでなく、駅前の小型店舗での出店も含め、全国チェーン化を目指す。ガストを改修した1号店のように、自社の他業種店舗からの転換も順次進める方針だ。

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駅周辺にも多く出店している「名代 富士そば」(出典:公式Facebookアカウント)

 同社の担当者は「落ち着いた空間で、利用者の期待を上回る商品とサービスを提供していきたい」と意気込んだ。後発として競合にどう対抗していくのか、同社の今後の動きに注目が集まりそうだ。

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1号店の店舗情報の詳細

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