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「義理チョコ」過去最低、ジェンダー平等のコンセプトも バレンタインのトレンドが激変しているワケ:“愛の告白”今は昔(1/3 ページ)
2月14日はバレンタインデー。全国の百貨店では、1月中旬から特設会場を設け、商戦が本格化している。“バレンタイン=愛の告白”という考えも、今は昔。「義理チョコ」を贈る人も年々減っており、「自分用」など新たな楽しみ方が定着する。ジェンダー平等を意識したブランドを取りそろえる動きも見られる。
2月14日はバレンタインデー。全国の百貨店では1月中旬から特設会場を設置し、チョコレート商戦が本格化している。“バレンタイン=愛の告白”という考えも、今は昔。「義理チョコ」を贈る人も年々減り、「自分用」など新たな楽しみ方が定着するほか、ジェンダー平等を意識したブランドを充実させる動きもある。百貨店各社のコンセプトから、最新のバレンタイン事情を探った。
「近年は女性個人のお客さまだけでなく、家族連れのお客さまが増えました」
こう話すのは、大丸松坂屋百貨店の広報担当者だ。
義理チョコを贈る人がコロナ禍で大きく減り、代わって伸長したのが「自分へのご褒美」や「本当に大切な人と楽しみを分かち合う」という価値観だ。
「テレワークが進み、職場でチョコを配ることがなくなったため、義理チョコは減少トレンドが加速しました。反対に、大切な人と『食べる楽しみ』を分かち合いたいという意識が広がっています」(担当者)
名古屋タカシマヤは世界中のショコラが集う祭典「アムール・デュ・ショコラ」を1月19日〜2月14日に開催する。写真は国内外の人気ブランドのショコラを詰め合わせた「セレクションBOX」(提供:ジェイアール東海高島屋)
「義理チョコ」わずか3%
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