新潮社は2月1日、村上春樹さんの新作長編を4月13日に刊行すると発表した。2017年2月に同社が刊行した『騎士団長殺し』(第1部顕れるイデア編、第2部遷ろうメタファー編)以来、6年ぶりの書き下ろし長編小説となる。
新作は原稿用紙1200枚で、村上さんの長編小説としては初めて、刊行と同日に電子書籍も配信するという。
村上さんは世界的なベストセラー作家として知られ、フランツ・カフカ賞やエルサレム賞など多くの文学賞を受賞している。
22年には『女のいない男たち』(文藝春秋)の単行本と文庫の累計部数が100万部を突破。同作には第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』の原作となった同名の短編小説が収録された。
現在もTOKYO FMの番組『村上RADIO』で村上さん自身がディスクジョッキーを務めるなど精力的に活動している。
関連記事
- スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。 - 社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。 - ファミマに吸収合併されたコンビニはどれ? 「ポプラ」「スリーエフ」「am/pm」
ファミリーマートの店舗を目にしたとき、「そういえば、ここは数年前まで別のコンビニじゃなかったっけ?」と記憶をたどったことはないだろうか。同社はこれまで、複数の企業を吸収合併してきた歴史を持つ。 - 「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
日本企業はなぜ、「部下を育てられない管理職」を生み出してしまうのか。「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」を分ける“4つのスキル”とは? 転職市場で求められる優秀な管理職の特徴について解説する。 - 「優秀だが、差別的な人」が面接に来たら? アマゾン・ジャパン人事が本人に伝える“一言”
多様性を重視するアマゾン・ジャパンの面接に「極めてだが優秀だが、差別的な人」が来た場合、どのような対応を取るのか。人事部の責任者である上田セシリアさんに聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.