調査リポート
子どもが生まれて「夫婦関係に変化」約4割 良くなった? 悪くなった?(2/2 ページ)
NEXERの運営する「日本トレンドリサーチ」が青山ラジュボークリニックと共同で「出産後の変化」に関するアンケート調査を実施した。
夫婦関係はどう変わった?
「夫婦関係が変化した」と回答した人に具体的にはどのように変化したか尋ねたところ、約3割が「良くなった」(31.8%)と回答。「悪くなった」(11.2%)とした人は1割ほどだった。一方で、「どちらでもないが変化した」(57.0%)とした人が半数を超え、最多となった。
「どちらでもないが変化した」と回答した人からは「子どもが優先なので2人の時とは全く違うけれどチームのような関係になって良いと思う」(30代・女性)、「やはり生活の中心が子どもになるため、考え方の違いがより出てくるようになった」(40代・男性)、「子どものことで喧嘩もするし、協力もする。絆が深まった」(50代・女性)などのコメントが集まった。
「良くなった」とした理由では「子どもが産まれて、より話し合いをするようになって、仲良くなった」(20代・女性)、「会話が子育てにシフトして、会話量が増した」(50代・男性)などの意見が寄せられ、「悪くなった」とした人からは「何もしてくれない旦那に嫌悪感を感じるようになった」(50代・女性)、「子育てに対する価値観や考え方の違いが大きくなり、対立するようになったから」(50代・女性)などの声が集まった。
調査は2022年12月17〜31日に実施。子どもがいる男女1130人を対象とした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。
なぜSUVは売れているのか 「しばらく人気が続く」これだけの理由
街中でSUVをよく見かけるようになった。各社からさまざまなクルマが登場しているが、なぜ人気を集めているのだろうか。EV全盛時代になっても、SUV人気は続くのだろうか。
7割が「不満」 冬ボーナスの支給金額 3位「5万〜10万円」、2位「30万〜50万円」、1位は?
ヒューネルがボーナスに関する調査結果を発表した。最も多くの人が回答した金額帯はいくらだったのか?
次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた?
西九州新幹線開業、北陸新幹線敦賀延伸の開業時期が近づいている。そこで今回は、新幹線基本計画路線の現在の動きをまとめてみた。新幹線の構想は各県にあるが、計画は「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」として告示されている。これと費用便益比、各地のロビー活動の現状などから、今後を占ってみたい。
