2015年7月27日以前の記事
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大阪メトロ、パナ製の「顔認証改札」採用 2024年度末までに全駅導入へ万博開催を念頭に

大阪メトロが全駅に顔認証システム搭載の改札機を導入する。システム開発元のパナソニック コネクトなどが発表した。2025年の大阪・関西万博開催に向け、24年度末までに全駅に導入する方針。

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 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)が全駅に顔認証システム搭載の改札機を導入する。システム開発元のパナソニック コネクトと高見沢サイバネティックス(東京都中野区)が3月7日に発表した。2025年の大阪・関西万博開催に向け、24年度末までに全駅に導入する方針。

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大阪メトロ中央線の車両「30000A系」(出典:公式Webサイト)

顔画像を専用アプリに事前登録 ICカード不要で改札通過

 運行情報や乗換案内機能を持つ、大阪メトロの専用アプリ「e METRO」に、ユーザーの顔画像を事前に登録して使用。改札通過時に通過者の顔とサーバー上の情報を照合し、通過者を特定する。同システムの導入で、ICカードなどをかざすことなく通過可能な「ウォークスルー型改札機」を実現する。

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大阪メトロの専用アプリ「e METRO」
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「ウォークスルー型改札機」のイメージ

 大阪メトロと2社は利用者の利便性向上を図るとともに、万博開催に間に合うよう導入を進める方針だが、具体的な利用方法、利用開始に向けてのスケジュールなどは「詳細が決まり次第、お知らせする」としている。

 大阪メトロは2月に、e METROを使ったデジタルチケットサービスや、米ビザのタッチ決済を導入する方針を示していた。

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大阪メトロのプレスリリース

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