ワークマン初のマウンテンバックパックとグローブ発売 行楽ニーズ取り込む:「価格据え置き宣言」延長
ワークマンは、3月下旬から同社初となるマウンテンバックパックとグローブを発売した。
ワークマンは3月下旬、同社初となるマウンテンバックパックとグローブを発売する。レインウェアで人気のある独自素材を小物にも採用。春夏の行楽に利用したい消費者のニーズを取り込む。
同社のアウトドアバッグは、年間販売点数が100万超えの人気製品だ。今回の商品は、ワークマンの独自素材「INAREM(イナレム)」の高耐水圧で高透湿な機能を採用した。主力のレインウェアで人気の素材で、年間でシリーズ合計80万点を販売するという。特に販売点数最多の「INAREM ストレッチレインスーツ」は、耐水圧2万mm、透湿度2万5000g/㎡/24hと高機能で人気だ。
マウンテンバックパックは2種類
マウンテンバックパックは「INAREM GEAR シェルバッグ80」と「INAREM GEAR シェルバッグ50」の2種類だ。ともに一部店舗、オンラインストアで販売する。「INAREM GEAR」素材を使用し、生地スペックは耐水圧1万mm、透湿度1万g/㎡/24h。アルミフレームを採用することで、肩への負担を軽減した。
「シェルバッグ80」は容量80Lで価格は7800円、「シェルバッグ50」は容量50Lで価格は6800円。
「INAREM レイングローブ」は、生地スペックを耐水圧2万mm、透湿度2万5000g/㎡/24hとし、留め具付きのヒモ「ドローコード」によって雨もシャットアウトできるようにした。タッチパネルの操作にも対応し、サイズはSからLLまで用意した。価格は1900円。
ワークマンは継続して取り組んでいる「価格据え置き宣言」を、2024年2月まで延長すると発表した。同社の広報部は、「本当は価格維持をすることはかなり厳しいですが、ワークマンらしい価格へのこだわりで23年春夏シーズンもお客さまに貢献していきます」とコメントしている。
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