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「1泊2食付き300円」──「志摩地中海村」の衝撃プランが話題 18枠に3.5万件の応募第3弾も実施予定(2/2 ページ)

三重県のリゾート施設「志摩地中海村」が打ち出した1泊2食付き300円の宿泊プランがネット上で話題だ。6月の開業30周年を記念した取り組みで、4月と5月の宿泊分を抽選式で募集したところ、一時サーバダウンするほどの反響があった。

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当初は先着順で検討 他社の混乱を見て抽選式に

 格安プランは、6月の30周年に加え、5月に大型連休を控えることから企画した。4月分の募集前は「知名度が低い施設だから、応募は少ないだろう」と考え、当初は先着順で募集しようとしていた。

 だが、先着順での対応では、JALが行った「国内便6600円セール」にアクセスが殺到し、中止に追い込まれるなどの混乱が生じた。他社の動きも見た上で、危険と判断。抽選式に急きょ、切り替えた。

 「応募期間を設けることで、プランや施設を長く話題にしてくれた」と同社。抽選式にしたことで一定の収穫もあったという。

 格安プランの影響か、大型連休中はもちろん、4月や5月の予約状況も好調だ。4月9日からは最大45%オフで宿泊可能なペアチケットを抽選で150枚販売する。価格は3万円で、利用期間は5月7日から9月30日まで。4月20日まで申し込みを受け付ける。300円プランの第3弾(6月宿泊分)の実施も決定した。

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ペアチケットの詳細

 同社は「伊勢志摩は食べ物が美味しく、自然も豊かな素晴らしい場所。過去にはサミット開催地にもなった。300円のプランをきっかけに、伊勢志摩に興味を持った人が多いと思う。今後も興味を持ってもらえるようなプランやイベントを企画していきたい」とした。

 志摩地中海村は、伊勢志摩半島の豊かな自然の中に建つリゾート宿泊施設。英虞(あご)湾に面した広い敷地内に、南欧スペインをイメージした白い街並みのフォトジェニックなホテルが立ち並ぶ。客室のほか、アルハンブラ宮殿をイメージした天然温泉、伊勢志摩の食材を使った新バスク料理を楽しめるレストラン、クルージングなど、非日常感のリゾート気分を提供している。

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志摩地中海村のホテル(出典:プレスリリース)
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