「SaaSって何？」 知らない経営者が6割

ITツール比較サイトを運営するSheepDog（東京都品川区）は、全国の30〜50代の経営者・役員を対象に「SaaSに関するアンケート」を実施した。SaaSという言葉の意味を知っているかを聞いたところ、「知らない」と答えた人は62％だった。

[季原ゆう，ITmedia]

　ITツール比較サイトを運営するSheepDog（東京都品川区）は、全国の30〜50代の経営者・役員を対象に「SaaSに関するアンケート」を実施した。SaaS（サービスとしてのソフトウェア）という言葉の意味を知っているかを聞いたところ、「知らない」と答えた人は62％だった。

「SaaSに関するアンケート」を実施（画像はイメージ）

SaaSという言葉の意味を知っているか（出所：プレスリリース、以下同）

　「知っており、正しく意味を理解している」が21％、「知っているが、正しく意味を理解していない」が17％となった。全体の約4割が、SaaSという言葉を知っていることが分かった。

SaaSを知っていて正しく意味を理解していると回答した年代別の割合

　SaaSを知っていて正しく意味を理解していると回答した人を年代別に見ると、最も多かったのが30代で29.41％、次いで40代が23.53％だった。50代は9.38％と1割に届かず、若い世代ほどSaaSを認知しており意味も知っている人が多かった。

　今回の調査は、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県に住む30〜59歳の経営者・役員を対象に、インターネットで実施した。実施日は3月31日、有効回答数は300人。