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鹿児島県出水市に「動くコンテナホテル」開業 災害時には避難所として利用:宿泊も防災も
ホテル事業などを手掛けるデベロップ(千葉県市川市)は、「HOTEL R9 The Yard 出水」を5月27日に開業する。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室で、災害などの有事の際は客室を被災地へ移設し、避難施設などへの利用を見込む。
ホテル事業などを手掛けるデベロップ(千葉県市川市)は、「HOTEL R9 The Yard 出水」を5月27日に開業する。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室で、災害などの有事の際は客室を被災地へ移設し、避難施設などへの利用を見込む。
鹿児島県内で2店舗目の出店となり、県北西部の出水市に位置する。南九州西回り自動車道「高尾野北IC」より車で7分ほどの県道373号沿いに立地し、JR九州新幹線「出水駅」からのアクセスも可能だ。付近の工業団地だけでなく、「出水市ツル観察センター」をはじめとする出水市の観光地へも足を運べる地域となっている。
同ホテルシリーズは、有事の際には避難所などに利用できる防災機能を担う。今回の開業に先立ち、同社はレスキューホテルの出動にかかる災害協定を鹿児島県出水市と締結する。同社は「協定の締結を機に、出水市および伊佐市内の拠点と連携を図ることで、地域防災の強化を目指す」とコメントした。
同ホテルの敷地面積は2201平方メートル(665坪)、客室数は29室(ダブルルーム:26室、ツインルーム:3室)。ダブルルームの料金は1人6200円〜/2人8700円〜、ツインルームは1人6200円〜/2人9700円〜。
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