ゲームを継続的に遊ぶ人 スマホゲームは減、家庭用ゲーム機は増 どうして?:業界レポートから考察(1/3 ページ)
スマートフォンとアーケードゲームで遊ぶ人が減少したことが、ゲーム業界団体の「コンピュータエンターテインメント協会」(CESA)が発行する書籍「2023 CESA一般生活者調査報告書」で明らかになった。
この記事は、Yahoo!ニュース個人に3月29日に掲載された「ゲームを継続的に遊ぶ人 スマホゲームは減 家庭用ゲーム機は増 どうして?」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
家庭用ゲーム機とPCでゲームを継続的に遊ぶことが増える一方で、スマートフォンとアーケードゲームでは減少したことが、ゲーム業界団体の「コンピュータエンターテインメント協会」(CESA)が発行する書籍「2023 CESA一般生活者調査報告書」(A4判、232ページ、6600円)で明らかになりました。
PCゲーム アーケードゲームを抜く
スマートフォンでゲームを「現在も継続的に遊ぶ」と答えた人は、2017年には31.1%でしたが、22年には28.9%と2.2ポイント減りました。一方、家庭用ゲーム機では15.7%(17年)から17.2%(22年)と1.5ポイント増えました。年ごとに激しく上下しているわけではなく、じわりじわりと変化しているのです。
またPCでゲームを「現在も継続的に遊ぶ」と答えた人は、7.9%(17年)から9.2%(22年)に増加。アーケードゲームは10.0%(17年)から9.0%(22年)に減少。PCとアーケードゲームの順位が逆転する形となりました。
家庭での保有率が高かった機器は、スマートフォンが97.0%で、個人保有も86.7%とトップ。続いてPCの82.4%(個人保有49.5%)、家庭用ゲーム機の52.7%(同25.8%)、タブレットの51.6%(同23.7%)でした。
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