連載
「まる・ちょき・ぱー」で操作可能! 「扇風機」に並々ならぬ情熱を注ぐシロカ社長が語った“こだわり”:家電トレンド解説(2/4 ページ)
手の形でオンオフや首振りを操作できるシロカの「めくばりファン」。実は、シロカは「扇風機」に並々ならぬ情熱を注ぐ企業として知られる。金井まり社長に、「めくばりファン」のこだわりを聞いた。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ハンドサインによる遠隔操作も可能
ひとセンサーの搭載で可能になったもう1つの機能は、ハンドサインによる遠隔操作だ。顔を向けながら、手の親指と人差し指を輪にした「まる」で、電源オンと風量アップ、「ちょき」で首振りのオンオフ切り替え、「ぱー」で電源オフができる。リモコンを触ることなく操作できるため、料理などで手が汚れていたり手が放せない作業をしている際でも扇風機がコントロール可能だ。
同社では、音声認識の扇風機も販売しているが、めくばりファンは夜間やリモート会議中といった声を出しにくい環境でも使いやすい。ちなみに、なぜじゃんけんのように「ぐー・ちょき・ぱー」ではなく、「まる・ちょき・ぱー」なのかというと、「ぐー」は形状に特徴がないため認識しにくい(もしくは誤認識してしまう)ためだ。
関連記事
- 営業マンからバリスタへ 68歳男性がスタバでフラペチーノを作る理由
スタバの象徴、緑のエプロンを身に付け、フラペチーノを作る「68歳」の児玉さん。バリスタとしてすべての業務を担当。かたくなに『バリスタはしない』と避けていました」と振り返るが……? - ローソンのトイレをデコレーションしたら、どんな効果があった? 導入店舗の声
ローソンはアートシールでデコレーションした「アートトイレ」を展開している。トイレをデコレーションしたら、どんな変化があったのだろうか? 導入店舗に聞いた。 - ドンキ「NHK受信料不要のテレビ」、なぜ中年に人気? 最新の売れ行きを開発者が分析
ドンキの「チューナーレス スマートテレビ」が好調だ。同社に売れ行きについて話を聞くと、担当者も驚いたと話す“意外な購買層”が分かった。誰が、どんな目的で買うのか。 - まるで「噴水」 タイガーが挑戦的なコーヒーメーカーを開発した理由
6万6000円のコーヒーメーカー「Siphonysta(サイフォニスタ)」を投入したタイガー魔法瓶。まるで噴水のようにコーヒーが吹き上がり、見た目にもこだわる。なぜ、高級コーヒーメーカーの市場に挑戦したのか。 - シャープの消臭・除菌ができる靴箱 普及の壁は「価格」と「大きさ」?
シャープが消臭・除菌ができる靴箱を発売。シューズボックスと一体化した製品はかなり珍しい。開発の経緯を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.