インタビュー
「おむすび権米衛」海外では昼夜に行列 なぜ日本の“おむすび”がウケているのか:「鮭」が人気(1/4 ページ)
パリやニューヨークで、日本の“おむすび”がトレンドになりつつある。13年にアメリカ、17年にフランスに進出した「おむすび権米衛」の売り上げが伸びているのだ。人気を集めている背景に何が?
パリやニューヨークで、日本の“おむすび”がトレンドになりつつある。2013年に米国、17年にフランスに進出した「おむすび権米衛」では、コロナ禍で需要が急増し、現在もランチ時と夕食前のピーク時は連日行列ができるという。
日本の店舗と同様に、契約農家から直接仕入れた精米したての日本米を使用し、一つひとつ手でむすんだおむすびを現地でも提供する。米国・フランスともに、現在の売り上げ規模はそれぞれのオープン時と比較して約5倍に成長している。
日本のおむすびが現地でヒットしている背景を、権米衛海外事業本部の谷古宇丈治本部長に聞いた。
関連記事
- 大塚「おにぎり ぼんご」はなぜ人気なのか 休日は6時間待ち
JR大塚駅の北口から徒歩2分、老若男女から熱烈な支持を得る、おにぎり専門店「ぼんご」。平日は2時間以上、土曜や祝日は6時間ほどの待ち時間が発生する。何が人々をここまで魅了するのか。 - バーガーキングがまたやらかした なぜマクドナルドを“イジる”のか
バーガーキングがまたやらからしている。広告を使って、マクドナルドをイジっているのだ。過去をさかのぼると、バーガーキングは絶対王者マックを何度もイジっているわけだが、なぜこのような行動をとるのか。海外に目を向けても同じようなことをしていて……。 - ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - 丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。 - 「乃が美」と「いきなり!ステーキ」の共通点は何か 両社がハマった沼
「乃が美」と「いきなり!ステーキ」が苦戦している。贅沢品を扱う両社はなぜ低迷しているのか。共通点を探してみると……。 - 「マックのコメダ化、コメダのマック化」近づく両雄、ガチンコ対決を制するのは?
マクドナルドの「コメダ珈琲化」が加速している。いや、コメダ珈琲も「マクドナルド化」が加速している。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.