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すき家、初の「かき氷」発売 10年以上続く“異色”スイーツ展開の歴史(1/2 ページ)
すき家が、初となるかき氷商品を発売する。競合チェ−ンと比較して“異色”ともいえるスイーツ展開に積極的なすき家。過去、どんな商品を販売してきたのか。
すき家(東京都港区)は、運営する牛丼チェーン「すき家」で6月20日、3種類のかき氷メニューを発売する。「かき氷 パチパチクリームソーダ ソーダシロップ付き」「かき氷 宇治金時ミルク 宇治抹茶シロップ付き」「かき氷 いちごミルク いちごシロップ付き」の3点で、食後のデザートとしてだけでなく、単品注文も可能としている。
同社によると、かき氷商品の発売は初めて。メニュー考案の際に意識している季節感を軸に、暑くなる時期に向けた夏の味わいを楽しめる商品として企画した。メインターゲットは子どもから30代までの男女だ。
商品開発を開始したのは約1年前。開発に当たっては、全国の店舗で店内料理として提供できる形を目指し、テークアウトしやすいようにあえて特殊な容器ではなく、ドリンク用のカップを使用しているという。
牛丼チェーンとしては“異色” スイーツ展開の歴史
競合の吉野家・松屋と比較して“異色”ともいえるスイーツ商品に積極的なのがすき家の特徴だ。すき家は現在、かき氷以外のスイーツ商品として「なめらかカラメルぷりん」「とろけるダブルショコラ」を販売している。食後のデザートや、テークアウト用の「もう一品」ニーズとして利用されているという。
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