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すき家、初の「かき氷」発売 10年以上続く“異色”スイーツ展開の歴史(2/2 ページ)
すき家が、初となるかき氷商品を発売する。競合チェ−ンと比較して“異色”ともいえるスイーツ展開に積極的なすき家。過去、どんな商品を販売してきたのか。
すき家がスイーツ商品を注力し始めたのは2012年。同年7月、「SUKIYA SWEETS」として杏仁豆腐・プリン・バニラアイスを発売した。すると、1カ月後に客からの要望を受けて2割増量としてリニューアルを発表。その後も手軽に味わえる本格スイーツを目指し、続々と商品を投入してきた。
19年12月に発売した「ざくざくレアチーズ」からスイーツ商品のブランドを刷新し、ロゴも作成した。その後20年6月に、現在も販売している「なめらかカラメルぷりん」「とろけるダブルショコラ」を発売。直近ではフェアトレードで仕入れた茶葉を使用する「アールグレイミルクティーアイスクリーム」を1月11日〜6月5日に販売していた。
創業当初から、女性やファミリー層を含めて幅広いターゲットに訴求してきたというすき家。こうした取り組みが功を奏し、LINEが1月に発表した「一番好きな牛丼チェーン」に関する調査では1位に輝いている。同社初となるかき氷の投入で、さらなる客層の開拓・深耕をできるか。
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