最近の若者が会社選びで重視すること 3位「福利厚生」、2位「休暇の取りやすさ」、1位は?(1/2 ページ)
Z世代向けの企画・マーケティングを行う「僕と私と」が、2024年に新社会人となるZ世代を対象に、会社選び・就活に関する意識調査を実施した。
「最近の若者はやる気が足りない」「最近の子は、何を考えているのか分からない」――メディアでは、そんな声が多く聞かれる。一方で、Z世代は学生時代にコロナ禍を経験し、オンライン就活にも抵抗なく取り組むなど、変化に柔軟に対応できるという素質も持つ。
そんなZ世代は、会社選びでどんなことを重視しているのか。Z世代向けの企画・マーケティングを行う「僕と私と」(東京都渋谷区)が、2024年に新社会人となるZ世代を対象に、会社選び・就活に関する意識調査を実施した。
会社選びにおいて重要視したポイントは「自分のやりたい仕事(職種)がある」が最多で、33.2%に上った。「福利厚生が充実している」(31.3%)、「休日・休暇が多い」(29.1%)と続いた。
男女別で見ると、男性は「休日・休暇が多い」が最も多く32.1%。次点で「福利厚生が充実している」(30.6%)、「自分らしく働ける」(29.1%)と続いている。一方女性は「自分のやりたい仕事(職種)がある」が最も多く、39.3%に上った。2位は男性と同様「福利厚生が充実している」(31.7%)となったが、3位には「雰囲気・風通しが良い」(29.5%)がランクインした。
今の会社への入社を決めた理由は、会社選びと同様に「自分のやりたい仕事(職種)がある」が最も多く14.5%。続いて「自分らしく働ける」(11.5%)となった。
同社は「最終的な会社選びの意思決定には、Z世代の特徴でもある『自分らしさ』が判断基準になっていることが明らかとなった」と分析した。
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