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非売品なのになぜ? サントリーが「社内専用ジャンパー」にこだわる理由:アパレルブランドとのコラボも(2/4 ページ)
プレモルに金麦といった、主力商品で制作する非売品のジャンパーに、サントリーが情熱を見せています。最近ではファッションブランドとコラボするほどの力の入れようです。
プレモルのジャンパーはリニューアルも実施
ジャンパーの対象となる商品は、かつてはビール商品だけだったそうです。ただ、最近ではスピリッツや清涼飲料でも制作することがあるとのこと。制作を検討するのはブランド担当の事業部です。新たな定番商品として見込むものや、大きなリニューアル活動を予定する商品が対象になります。同じ商品で複数回、ジャンパーを制作することもあるそうです。
例えば、同社の代表的な商品「ザ・プレミアム・モルツ」では、2012年に製品のリブランドと合わせて新たなジャンパーを制作しました。「うまさに本物の輝きがある」というキャッチコピーに合わせ、クリスタルビーズを使用したジャンパーにリニューアルしたそうです。こうした色やデザインも、事業部が決めています。
ジャンパーの数は、1商品につき2000〜4000着ほど。1カ月ほどかけて、制作していきます。制作したジャンパーは、小売店の営業担当が店頭や商談の際に着るだけでなく、社内でも着用されています。事業部のブランド担当が、ジャンパーの商品に関する会議やプレゼンをする際に着用するそうです。また、ジャンパーは経営層にも配布しており、社内会議で着ることもあるとか。
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