静岡県の「住み続けたい街」 3位「清水町」、2位「静岡市葵区」、1位は?:大東建託の調査
静岡県民が「住み続けたい」と思っている街はどこだろうか? 大東建託の調査によると、3位は「清水町」、2位は「静岡市葵区」だった。1位に選ばれたのは?
大東建託が発表した「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2023<静岡県版>」によると、3位は「清水町」(偏差値64.6点)、2位は「静岡市葵区」(同64.7点)だった。
住み続けたい街1位は?
1位には「森町」(同66.1点)が選ばれた。森町は「遠州の小京都」とも呼ばれている。
「小京都」は、古い町並みや風情が京都に似ていることから、各地で名付けられた街の愛称。室町時代以降、各地の大名が京都を模倣した街づくり(都うつし)をしたのが起源だといわれている。
三方を自然豊かな山々に囲まれ、太田川が流れている点など、京都に似た自然や景観だけでなく、お茶や森山焼など伝統的な産業や芸能も長く継承されているのが特徴だ。
2位の「静岡市葵区」は、奈良時代に駿河国の国府が置かれ、戦国時代以降には今川氏、徳川氏の城下町として栄えていた。現在も行政・経済の中心業務機能が集まる指定都市の中枢を担う地域として、都市機能の充実を図る市街地再開発事業を実施するなど、都市としての機能や利便性を高め、地域の特性を生かした快適で個性のある魅力的な都市空間の創出を目指した整備を進めている。
3位の「清水町」は、静岡県東部の沼津と三島の間に位置する、緑豊かで自然が豊かな街だ。北部には国道1号が東西に通過し、沿道には近隣市町在住者も訪れる大型商業施設が立地している。東名・新東名高速道路や東海道新幹線三島駅にも近く、首都圏への通勤・通学もできるという。自然と生活利便性の両立が支持されている。
4位以下は「藤枝市」(同60.4点)、「静岡市清水区」(同59.6点)、「浜松市北区」(同59.3点)と続いた。
調査は、静岡県在住の20歳以上の男女を対象にインターネットで実施した。調査期間は19〜23年で、有効回答数は2万1101人。
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