スマホ使えなくなったら……30代以下「1日も耐えられない」が3割超:依存?
「スマートフォンPLUS」を運営するNEXERは、400人の男性を対象にスマホが使えなくなったら?に関する調査を実施した。
ほぼ毎日のように手にするスマホ。近年では「スマホ依存症」を危惧する声もある。専門メディア「スマートフォンPLUS」を運営するNEXER(東京都豊島区)は、400人の男性を対象に「スマホが使えなくなったら?」に関する調査を実施した。その結果、スマホが使用できなくなった場合、30代以下の35%が「1日も耐えられない」と回答していることが分かった。
年代によって顕著な差が
40代では28.0%、50代は25.0%、60代は24.0%と、年代が上がるにつれて「1日も耐えられない」と回答した人の割合は減少傾向が見られた。50代では「使用できなくても問題ない」と回答した人が4割超と、他の年代に比べて高い割合となった。
「1日も耐えられない」と回答した人からは「ニュースを見たり連絡手段になっているから」(30代)、「人とのコミュニケーション、スケジュール管理、キャッシュレス決済など日常生活のほとんどをスマホですませているので」(40代)などの理由が挙がった。
スマホ、財布、家の鍵の中で、なくしたときにもっとも焦るものはどれかを質問したところ、30代以下の30.0%が「スマホ」と回答した。理由には「連絡が取れなくなる」や「個人情報が盗まれる」などが挙げられた。
スマホをなくした経験について聞いてみたところ、なくした経験が「ある」と回答した人は13.8%、「ない」と回答した人は86.3%だった。
調査は10月9〜16日、インターネットで実施。事前調査で「スマートフォンを持っている」と回答した全国の男性400人に聞いた。
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