減りゆく職場のバレンタイン 「欲しい」派は何割?(2/2 ページ)
職場でのバレンタインについて、9割が「渡さない」としたことがライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」による調査で明らかとなった。社会人のバレンタインに関する意識はどのように変化しているのか。
男性は、今年のバレンタインでプレゼントを欲しいと思っているのか。「全く欲しいと思わない」(41.0%)、「欲しいと思わない」(22.2%)、「どちらかといえば欲しいと思わない」(9.3%)を合わせ、「欲しいと思わない派」は72.5%と過半数を占めた。
その理由については「相手にお金をかけさせてしまうから」が60.2%で最多回答となった。以降は「お返しにもお金がかかるから」(56.7%)、「特に気にしていないから」(36.3%)と続いた。
「バレンタインは女性から男性に渡すもの」という風潮について「賛成」とした人は合わせて61.7%に上った。男女別で見ると、男性は「賛成派」が68.5%で最多となる一方、女性は「賛成派」と「反対派」が約半数ずつという結果となった。
義理チョコ文化に対しては「反対」とした人が合わせて61.5%となり、過半数に上った。反対とした理由については、「経済的な負担になるから」が最多回答となり56.3%。次いで、「プレッシャーやストレスになるから」(33.4%)、「誰まで渡す/もらえるか分からないから」(29.7%)が上位となった。
回答した人からは「同じ部署に数名男性がいるが、正直全員に用意していたら大きな出費になるので渡さないことにした」「チョコの値段も上がり職場でそんなことやる暇もお金もない。渡したい人もいない。自分にあげたい」といったコメントが寄せられた。
調査は1月17〜22日にインターネットで実施。同社の運営するメディアに登録する、、20〜50代の社会人521人から回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「バレンタインのチョコ、くれるよね?」 メッセージだけの“触らないセクハラ”、法的には?
50代の男性社員が勤務中、他部署の20代女性社員に「バレンタインのチョコレート、くれるよね?」「どんな男性がタイプなの?」などとメッセージしていました。身体的接触がなくても、セクハラとして認められるのでしょうか?
優秀なのに「部下を育てられない」管理職 原因はある“思い込み”にある
プレイヤーとしては優秀で、とても真面目。ところが昇進したら「部下を育成できない管理職」になってしまった──。皆さんの周りでも、心当たりはないでしょうか。原因は、この上司自身が持つ、ある“思い込み”にあるかもしれません。
そして若手は無能になった 「パワハラ認定」を恐れる上司の罪
ハラスメント防止の機運が高まり続けている中、部下のことを「叱れない」「誘えない」「コミュニケーションが十分取れない」という上司が大量に発生し、部下の成長が阻害されてしまっている。
「自分は悪くない」と他者を責める部下 デキる上司が取る“2つの対応”
外部の影響などを言い訳にして、結局物事を成し遂げられない「他責思考」に陥ってしまっている人は一定数います。こうした部下に対して、どのように改善を促していくべきなのでしょうか。



