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99.9%が「満足」も パナソニックの若手社員が「社内運動会」で見つけた課題(1/3 ページ)
パナソニックが開催した「社内運動会」が話題だ。ひと昔前のイベントというイメージがある社内運動会だが、主催・実行したのは自主的に集まった令和入社の若手社員たちだった。なぜ若手社員たちは、社内運動会を開催しようと考えたのだろうか。
2月22日にパナソニックが開催した「社内運動会」が注目を集めている。コロナ禍を経て、リモートワークやオンラインコミュニケーションが定着する中、国立代々木競技場で行われた社内運動会には、1200人もの社員が参加した。
ひと昔前のイベントというイメージがある社内運動会だが、主催・実行したのは自主的に集まった令和入社の若手社員たちだった。なぜ若手社員たちは、社内運動会を開催しようと考えたのだろうか。
玉入れに綱引き、約1200人が参加
社内運動会に参加したのは入社5年目以内の新卒・キャリア入社の社員。赤、青、緑、黄の4つのチームに分かれ、各チームの中で7人のユニットを作り、プログラムに参加した。
実施した競技は耐久体操レース、大玉送り、カラフルダンシング玉入れ、リバーシ、ジャイアントバレー、9ライン綱引きの6つ。このうち、耐久体操レースのみが全員参加だ。昼休憩には、各事業のPRタイムを設けた。
また、競技中は並行してグループワークショップを開催。競技の参加者以外が自己PRや経営幹部との交流、事業内容や経営理念・社史を学ぶ時間を設けた。
得点は競技の結果だけでなく、グループワークごとのクイズに正解しても加算される仕組みだ。これは、グループワークへ自発的・積極的に参加することを促す狙いがある。
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