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99.9%が「満足」も パナソニックの若手社員が「社内運動会」で見つけた課題(3/3 ページ)
パナソニックが開催した「社内運動会」が話題だ。ひと昔前のイベントというイメージがある社内運動会だが、主催・実行したのは自主的に集まった令和入社の若手社員たちだった。なぜ若手社員たちは、社内運動会を開催しようと考えたのだろうか。
99.9%が「満足」と回答、一方課題も
参加した社員からは「楽しみながら同世代との新たなつながりができた」「業務に役立つような学びや発見があった」という声や、主催者である実行委員会、参加を促してくれた自身の上司や同僚に対する感謝の言葉も多く聞かれたという。
参加者の70%が回答した満足度調査では、99.9%が「イベントに満足した」と回答。唐澤氏は「関係づくりや新たな学びや気付きを得る機会を提供するというイベントの目的に対しては成果があった」と考えている。
一方、今後も事業部門・職種・年齢を超えた人材の交流をいかに継続し、つながりを築いていくかが課題だという。「今回の社内運動会から生まれたネットワークは、社内のコミュニケーションツールを通じて継続していきます。また、若手社員のニーズに応じた小中規模のリアルな交流会なども別途行っていく予定です」(唐澤氏)
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